ある主婦の夢

困ったなあ。。

 昨日で心花が産まれて1ヶ月なので検診に行ってきました。採血の結果、特に異常がなく一安心。ただ、体重が他の子供さんよりもハイペースで増えてるとの事。いわゆる「おでぶちゃん」です。よく「パパにそっくり」と人に言われパパは鼻の下をのばして喜んでいるけど、そんなところまでパパに似るなんて。。。

 主婦がこんなに大変な「仕事」だとは思っていませんでした。働いていた時は「好きな時に寝れていいなあ」ぐらいに思っていましたが、それが大きな間違いだということに気付くのにそう時間はかかりませんでした。「何で?」っていうくらい毎日家の中はほこりがたっています。「え?」っていうくらい、特に心花が産まれてから山のような洗濯物。1日2回洗濯機を回すこともあります。だんなさまが帰ってくるまでにご飯の支度。まだ心花がお腹の中にいた時は自由に動けてたけど、今は「ふんぎゃー」と泣いたら抱っこ、ミルク、おしっこ、うんにょ等等。今も心花を抱っこしながらキーボードをたたいています。

 だんなさまによく「目標は何か」「夢は何か」と問いかけられます。うーん、何かなあ、、と毎日浴槽につかりながら考えます。心花を産むまでは「救命ナースの道を究める」でした。でも最近違ってきています。幸せについてあなたがよく考えるようになりました。昔から優しかったけど八方美人だったあなたが、夢や大切なものに気付いた今、本当の意味で優しくなりました。何が違うかというと、言葉だけでなく目の輝きや表情がとても柔らかくなりました。
 私も夢や幸せについて考えました。ちっぽけだと思われるかもしれないけど、やっぱり私の夢は「家庭を守ること」「あなたや心花やまめにたくさんの愛情を注ぐこと」です。あなたが多くの患者さんの力になれるよう、外でしっかり働けるように家を守ること、家族が健康でいられるよう料理の本を片手に栄養満点のご飯を作ること、「いってらっしゃい」「おかえりなさい」を笑顔で言うこと等です。たわいもない毎日に思えるかもしれないけど、1ヶ月30000円で食費をやりくりしたり、よっちゃんさんに見破られたように貯金にはげんでいたり、洗濯物が上手にたためたと密かに喜んでいたり、「おいしい」って言われるのを期待しながら食事作りにはげんでいたり、どうも音程があっていない歌を心花に聞かせたり。主婦にしか味わえないハッピーを満喫しているのです。

 でも、あなたが言うようにいつの日か外に出て行く準備もしておきたいと思います。大好きな洋服を取り扱う洋服やさんになるのか、やっぱり救命の道を突き進むのか、今はまだはっきりしていないけど、今の自分に満足しないようにするね。

 あ、よく、あふん(だんなさま)のサイトで私のことを「かもにねぎ」と言ってますけど、これは、私がいつまでも若々しくいるよう、ちょっとでもかわいいとあふんに言ってもらえるための私への投資ですので。ちょっとでもかわいいと言ってもらえると、晩御飯が1品増えるし、笑顔も増えるし、そしたら家の中が明るくなって、さあ明日も頑張ろうと思うでしょ?全てはあふんの為ですぞ。けっして、けっして自分の欲望だけではないよー。うっしっし。

 ちなみに、そんじょそこらの鴨じゃありませんから。いい脂がのってますから。

 なんちゃな事をいいまして。