早産の可能性

まめのはなにクリームが。。なふんもで

今月の1日は赤ちゃんの定期健診でした。いつものように受診してたら、担当の看護師さんに「おなか張ってるのわかる?」って聞かれました。「まあ、よく張ってるけど泣くほど痛くないし、ちょっと横になれば落ち着くし、我慢できないほどではありません」と元気よく答えました。「ちょっと、機械をつけておなかの張りをみせてね」と言われ、よいこらしょと立派なお腹をさしだしました。実は私は妊娠前までばりばりと大学病院で看護師として働いてました。生死をさまよう重症患者さんの病棟に長いこといた私はちょっとやそっとの事で苦しいだとか、痛いだとか言ってはいけないなあと思っています。また、同業者が入院してくると何かやりにくいという風潮が看護師さんの中にはあります。なので、産婦人科の領域は恥ずかしながら全くの素人同然なこともあり、かかりつけの産婦人科には看護師をしていたということは言っていません。そんな中、子宮の状態をみる機械をお腹につけました。トコトコと、その結果が紙に写し出されていきます。産婦人科無知な私でも、あれ?と思うような結果が紙に写し出されていました。そして看護師さんから一言。「このままだといつ陣痛がきてもおかしくない状態だわね」えーー、もう産まれちゃうの?今日で10ヶ月目に入ったから、あらあら、1ヶ月も早まっちゃたくらいに思ってたら、いつも検診には必ずついて行ってくれてるだんなさまと一緒に説明をうけました。「まだ産まれるには早い段階です。心配なのは低血糖の状態で産まれてくること。あとは、破水が先にきてしまって、赤ちゃんの大きさから考えて頭がまだ小さいから、へその緒がでてきたり、手足が出てきたり危険な状態になります。そうなると帝王切開になります」職業がお医者さんのだんなさまも、普段見ない真剣な表情になってました。低血糖の状態で産まれてくると頭に糖が一番必要な赤ちゃんは精神遅滞になってしまう可能性があるということをだんなさまから聞きました。いくら無知な私でもさすがに危険なこととわかりました。こうなった原因は大丈夫大丈夫と自分の体と相談せずに太っちゃいけないとばかり考えて、やたら動き回ってたことです。普段の家事だけでなくて、必要以上に掃除したり、ぞうきんがけをしたりしてました。良かれと思ってやったことが、結果は心花に、自分の体に負担をかけてました。情けなくて、心花に申し訳なくて説明を受けながら心の中でずっと心花に謝ってました。よくドラマで赤ちゃんを身ごもった人が「この子は命をかけても守る」との台詞を聞きますが、まさしくそのとおりで、まだ実際に見たことも抱いたこともない我が子が愛おしくてたまりません。自分の命をかけて守るという思いが常にあります。落ち込む私にだんなさまは、「大丈夫。これもいい勉強になったね」と声をかけてくれました。その言葉は自分を責めまくっていた私を救ってくれた一言でした。その日から私はトイレ以外出歩くのは禁止、内服開始となりました。だんなさまにもご飯を作ってあげることもできないなあと思いながら、だんなさまの勤務先で出るご飯の残り物をちゃかり、しっかりもらってくるようタッパーを渡す私は何て賢い主婦なんだろう。行動範囲が極端に狭くなったけれど、もうすぐ産まれてくる我が家の天使のために頑張んないとな。